元本がんぽん

カテゴリ: 基本概念

投資や貯蓄で最初に用意したお金のこと。利息や運用益の計算ベースになる金額で、「元本保証」の有無は商品選びの重要な分かれ目になる。

元本とは

元本(がんぽん)は、投資や預金で最初に投じた金額のことです。預金でも投資信託でも、この元本を基準に利息や運用益が計算されます。100万円を投資信託で購入した場合、その100万円が元本、1年後に評価額が105万円になればその差5万円が運用益です。複利の効果を語る際にも、この元本がどれだけ大きくなっていくかが鍵になります。

元本保証と元本割れ

元本保証とは、満期時に最低でも元本が戻ってくることが約束されている商品のことです。預金(1金融機関あたり1,000万円まで)や個人向け国債などが該当します。一方、株式・投資信託・外貨預金・債券(途中売却時)などは元本保証がなく、市場価格の下落により元本割れ(当初投資額を下回ること)が起こる可能性があります。どちらが良い悪いではなく、目的と期間によって使い分けるのが基本です。

元本を大きくする3つの方法

資産を増やす方法は基本的に3つです。①給与や副収入から貯蓄して元本そのものを増やす、②元本を運用して利回りで増やす、③利息や分配金を再投資して元本に組み込む(複利)。多くの人は②ばかりに目が行きがちですが、実は①の元本の大きさが最終的な資産額に最も効きます。月1万円を30年積み立てた場合、元本360万円が年5%の複利運用で約832万円になります。

NISA・iDeCoと元本

NISAは年間投資枠の上限が元本ベースで決まります(つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円)。売却しても翌年に枠が復活する仕組みで、生涯投資枠は1,800万円までです。iDeCoも月々の掛金上限が決まっており、これも元本ベースで管理されます。税制優遇の恩恵を最大化するには、できる限り早い段階で元本を投入することが有利です。

よくある質問

Q. 元本保証の商品にはどんなものがありますか?
A. 預金(1金融機関1,000万円まで)、個人向け国債、財形貯蓄などが代表例です。株式や投資信託は元本保証がありません。
Q. 元本割れとは?
A. 投資商品の評価額が当初投資した元本を下回ることです。株式・投資信託・外貨預金などで起こり、リスクを取る代わりに高いリターンを目指す商品では避けられません。
Q. 元本と利回りのどちらを優先すべき?
A. 最終的な資産額には元本の大きさが最も効きます。若いうちは元本を増やす(貯蓄・収入アップ)ことを優先し、元本ができたら複利運用で育てるのが基本戦略です。

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最終更新: 2026-04-15

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