複利(ふくり)
カテゴリ: 基本概念
利息が元本に組み込まれ、次の利息がさらに大きくなっていく仕組み。時間を味方につけると雪だるま式に資産が増える。
複利とは
複利(ふくり)は、運用で得た利息や分配金をそのまま元本に組み入れて、次の期間の運用に回す仕組みです。元本が年々大きくなるので、同じ利回りでも受け取れる利息額が年を追うごとに増えていきます。「利息が利息を生む」と表現されることが多く、長期投資の効果を語る上で最も大切な考え方です。
単利との違い
単利は、最初の元本に対してだけ利息が計算される方式です。たとえば元本100万円を年5%で運用した場合、単利なら毎年5万円ずつしか増えません。一方、複利なら1年目は5万円、2年目は約5.25万円、3年目は約5.51万円…と、受け取る金額自体が年々増えていきます。期間が長くなるほど単利との差は大きく開きます。
計算例:100万円を年5%で運用した場合
10年後、単利なら150万円ですが、複利だと約163万円。20年後には単利で200万円、複利では約265万円になります。30年後ではその差はさらに広がり、単利250万円に対して複利は約432万円。期間が長くなるほど、複利の威力は加速度的に大きくなります。
複利を味方にするコツ
複利効果を最大化するポイントは3つあります。①できるだけ早く始めて時間を長く取る、②得られた利息を再投資する(分配金は受け取らず再投資型の商品を選ぶ)、③手数料と税金を最小化する(NISAなどの非課税制度を活用する)。特に時間は取り戻せないため、若いうちに少額でも始めることが最も強力な戦略です。
よくある質問
- Q. 複利とは何ですか?
- A. 運用で得た利息を元本に組み入れて再投資することで、次の期間の利息がさらに大きくなる仕組みです。期間が長いほど効果が雪だるま式に大きくなります。
- Q. 複利と単利の違いは?
- A. 単利は最初の元本に対してのみ利息が付きますが、複利は前期までの利息も含めた合計額に対して利息が付きます。長期になるほど両者の差は大きく開きます。
- Q. 複利の効果を最大化するには?
- A. ①早く始める、②利息を再投資する、③NISAなどで税金を抑える、の3つが基本です。特に時間は取り戻せないため、少額でも早く始めることが最重要です。
関連リンク
最終更新: 2026-04-09