金融用語集

資産運用を始めるときに知っておきたい用語を、やさしく解説しています。 気になる言葉から読んでみてください。

NISA

  • 成長投資枠せいちょうとうしわく
    新NISAのもう一つの投資枠。個別株・ETF・REITなど幅広い商品が対象で、年間240万円まで非課税で投資できる。
  • つみたて投資枠つみたてとうしわく
    新NISAの2つの投資枠のうち、長期の積立・分散投資に特化した枠。年間120万円まで非課税で投資できる。

コスト

  • 信託報酬しんたくほうしゅう
    投資信託を保有している間、運用・管理の対価として毎日差し引かれるコスト。年率で表示され、長期運用ではリターンに大きく影響する。

マクロ経済

  • インフレーションいんふれーしょん
    モノやサービスの値段が持続的に上がる現象。同じ金額で買えるものが減り、現金の実質的な価値が目減りしていく。
  • 政策金利せいさくきんり
    中央銀行が金融政策として誘導する短期金利の基準。景気と物価をコントロールする最重要ツールで、全ての金利の出発点になる。
  • デフレーションでふれーしょん
    モノやサービスの値段が持続的に下がる現象。一見お得に見えるが、企業収益の悪化・賃金低下・消費縮小の悪循環を引き起こす。

リスクとリターン

  • 最大ドローダウンさいだいどろーだうん
    過去の運用期間中に記録した、ピークからの最大下落率。心理的・実用的に耐えられるかを判断する実戦的なリスク指標。
  • シャープレシオしゃーぷれしお
    取ったリスク1単位あたりでどれだけ超過リターンを得られたかを示す指標。値が大きいほど運用効率が良いと評価される。
  • 標準偏差ひょうじゅんへんさ
    データのばらつきの大きさを示す統計指標。投資ではリターンの振れ幅=リスクの尺度として使われ、数値が大きいほど値動きが激しい。
  • ボラティリティぼらてぃりてぃ
    資産価格の変動幅の大きさを表す指標。数値が高いほど値動きが激しく、リスクが大きいとされる。
  • リスクプレミアムりすくぷれみあむ
    リスクのある資産に投資することで、無リスク資産(国債など)を上回って期待できるリターンの上乗せ分。

制度

  • iDeCoいでこ
    個人型確定拠出年金の愛称。掛金が全額所得控除になる強力な節税メリットがあり、老後資金を自分で積み立てる私的年金制度。
  • GPIFじーぴーあいえふ
    年金積立金管理運用独立行政法人の略称。日本の公的年金を運用する世界最大級の機関投資家で、個人投資家のポートフォリオの参考にもされる。

商品

  • アクティブファンドあくてぃぶふぁんど
    ファンドマネージャーが銘柄選定を行い、ベンチマーク指数を上回るリターンを目指す投資信託。インデックスより高コストだが、当たれば大きい。
  • ETFいーてぃーえふ
    Exchange Traded Fund(上場投資信託)の略。証券取引所に上場しており、株式と同じようにリアルタイムで売買できる投資信託。
  • インデックスファンドいんでっくすふぁんど
    日経平均やS&P500などの株価指数に連動する運用成果を目指す投資信託。低コストで幅広く分散投資できるのが特徴。
  • S&P500えすあんどぴーごひゃく
    米国の主要500社で構成される時価総額加重型の株価指数。米国株市場全体を代表し、長期的に年平均7〜10%の実績を持つ世界的ベンチマーク。
  • オールカントリーおーるかんとりー
    通称「オルカン」。全世界の株式に丸ごと投資するインデックスの総称。1本で約50ヵ国・数千銘柄に分散できる、新NISA時代の定番商品。
  • 債券さいけん
    国や企業が資金調達のために発行する借用証書。保有期間中は利息を受け取り、満期には額面が返ってくる仕組みの有価証券。
  • 投資信託とうししんたく
    多くの投資家から集めた資金をプロが運用する金融商品。少額から分散投資ができ、NISAやiDeCoの中心商品として使われる。
  • TOPIXとぴっくす
    東京証券取引所の主要銘柄を時価総額で加重平均した株価指数。日経平均と並ぶ日本株の代表的ベンチマーク。
  • 日経平均株価にっけいへいきんかぶか
    日本経済新聞社が選定した東証プライム上場225銘柄の株価を加工平均した株価指数。日本株を代表する最も有名な指標。
  • REITりーと
    投資家から集めた資金で不動産を購入・運用し、賃料収入や売却益を分配する上場投資信託。少額から不動産投資ができる。

基本概念

  • 元本がんぽん
    投資や貯蓄で最初に用意したお金のこと。利息や運用益の計算ベースになる金額で、「元本保証」の有無は商品選びの重要な分かれ目になる。
  • 実質リターンじっしつりたーん
    名目リターンからインフレ率を差し引いた、実質的な購買力の増加分。見かけ上プラスでもインフレに負けていれば実質マイナスになる。
  • 単利たんり
    最初の元本に対してだけ利息が計算される仕組み。利息が元本に組み込まれないので、受け取れる利息額は毎年同じまま。
  • 複利ふくり
    利息が元本に組み込まれ、次の利息がさらに大きくなっていく仕組み。時間を味方につけると雪だるま式に資産が増える。
  • 利回りりまわり
    投資金額に対してどれくらい収益が得られたかを示す年率の指標。利率と混同されがちだが、売却損益や分配金も含んだ実際のリターンを表す。

投資手法

  • アセットアロケーションあせっとあろけーしょん
    株式・債券・不動産など、資産クラスごとにどれだけ資金を配分するかを決めること。長期リターンの9割を決めると言われる最重要の意思決定。
  • ドルコスト平均法どるこすとへいきんほう
    一定金額を決まったタイミングで繰り返し購入する手法。価格が高い時は少なく、安い時は多く買うことで取得単価が平準化される。
  • 分散投資ぶんさんとうし
    複数の資産・地域・時間に投資対象を分けることで、リスクを下げながら安定したリターンを狙う投資の基本戦略。
  • リバランスりばらんす
    値動きによってずれた資産配分を、当初の目標比率に戻す作業。リスクを一定に保ち、高値売り・安値買いの効果も得られる。

為替

  • 円キャリー取引えんきゃりーとりひき
    低金利の円で資金を調達し、金利の高い外貨で運用して金利差を稼ぐ取引手法。円安の要因にもなるが、巻き戻し時には急激な円高を引き起こすことがある。
  • 為替ヘッジかわせへっじ
    外貨建て資産の為替変動リスクを抑えるために、先物予約などで反対方向のポジションを取る手法。安定性と引き換えにコストがかかる。
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